先日、フジTVの「ほこ×たて」という番組で「絶対穴の開かない金属」と「何でも穴を開ける工具(ドリルやエンドミル等々)」っつーのをやってまして、非常に興味深く拝見しました。
 
と言いますのも、私の勤める会社でも、やはり防犯用の特殊鋼板を自作して壁の裏側などに撮り付けていたりするからです。
 
で、この対決、実態に即してんのかなーと思う点が無いわけではないのですが、まー兎に角ドリルが面白くて拝見してます。
 
でも、今回のOSGのは、もーハナから「これは無理やろ」と思いました、正直。
 
うちの会社でも、炭素鋼(S45C等)を焼き入れしたものを、ああいった形状の超砥粒砥石で研磨することがあるのだけれど、砥石がダメになるスピードがかなり速いんです。
 
砥石の材質に差はあるとしても、あれだけの厚みのある金属に穴を開けるなんて、あの形状ではまあ無理じゃないかな。
 
ただ、おそらく金庫に使用されているあの金属。
あれには使用状況によって弱点が残されています。
それは、なんの技術もいらない、盗人が昔から利用している方法。
それを克服できなければあかんでしょうなー。

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