ふいー、撮影会から帰って来て、余りに眠いので仮眠取ってたまくすです。

 今日は、鈴木瞳さんと白川りささんの撮影会でした。
撮影会とは言っても、モデルさんがスタジオ等の手配を行い、現場の準備はカメラマンが行う、と言った変則的なものなので、さてさて鬼が出るか蛇が出るか、と言ったカンジでした。

 7時過ぎに立川を出発。9時にサザン☆クロスの大井町スタジオに入り、Aスタジオ(シロホリ)で準備開始。
スタジオに入ってのカメラマンの第一声が「汚ねえシロホリだなオイ・・・」
そう、床がなんか薄く汚れていたのでした(^д^;)

 シロホリの意味が分かんない方に念のために説明しますと、真白な空間、と言う意味だと思ってください。以上。

 さて、早速ライティングの設定を、と思ってアイランプを見たら、デイライト(5900k)のアイランプがたった1つしかない。
・・・あれ?と思ってスタジオの留守番係みたいな人に聞いてみたところ、「いや、そこにあるだけしかないと思う・・・」とか言う始末。
ええー!?問い合わせたら「デイライトもあります」って言ってたのは1個ってことかYO!(TдT)ノ

 仕方なくタングステンでセッティングしたものの、個人的にタングステンは色の出方が固くなる気がするので好きじゃないんですよね。
何よりも、タングステンは初心者向きじゃありません。肌の色の出方も褐色が強くなるし、物凄く撮らされてる感があるんですよねあれ。

幸いなことに参加者がタングステンでもOKだったので、1部の前半はタングステンで撮ったものの、やはり苛立つのか後半はモノブロックストロボ2灯+レフ板でフラットな撮影に。

複数の人間で撮り、しかも設備が限定されるこの状況で、これだけはやりたくなかったんですが、これじゃないとこのスタジオでは撮れない、と参加者が判断しての決断でした。

 もう1回、特に瞳さんの和服のヤツは定常光でリベンジしたいところですね。
あの構図だと、横からシャボン玉を飛ばして、前ボケに使ったりするとまた雰囲気が変わって面白い気がする。

衣装チェンジ後は、外からの自然光がカーテン越しに柔らかく入ってきたので、それを生かした撮影となりましたが・・・
瞳さんのドレス姿の良さを活かし切れたとは言い難い、やはり後悔の残る撮影になってしまいました。

 あのドレス姿だと、背景はグレー、そこにスポットでストロボを無色で飛ばし、その前に瞳さんを立たせると、雰囲気が変わるんですが・・・
あー、羽のコサージュとか用意するんだった~~~ドレスがシンプルな分、ちょっとぐらいゴテゴテしても釣り合いが取れたのにorz

 2部は撮影舞台を公園に移して15時から。
いきなり風は吹いてくるわ人がいるわで、平日の人手の無さとは全然違う状況に唖然としましたが、まあ下見して良かったな、程度の撮影には出来たと思います。

 特に、私が尊敬するカメラマンの目線の豊かさには平伏したくなった程でした。
なるほどこういう切り取り方もあるのか、と感心しきり。

唯一の失敗は、夕暮れ前の数分間。
皆かなり頑張ったんですが、旨い事夕暮れに合わせて撮ることが出来なかった事ですかね。
あれをプロは一発で決めるんだからスゲエよなあ。

 今度は春に撮るぞ!

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