ISBN:4091889409 単行本
小学館 2007/03 ¥3,540

 どの巻を紹介したものかと散々悩みましたが、とりあえずほとんどの話が1話完結(?)のスタイルなので、全巻セットを選んでみました。

 で、内容ですが。
メチャクチャ濃い鉄道オタクの横見浩彦さんが案内するフツーじゃない鉄道旅」を「鉄道に全然興味の無い女性漫画家が一緒に体験してそれをマンガにしている」という実録マンガ。

 以前からこのマンガの存在は知ってたんですが、表紙のイラストが言っちゃなんですが、その、余りにもアレなので、てっきり読むに耐えないマンガなのかと思って避けてたんですね。

 だって、題名が「鉄子の旅」で、各巻の表紙に大きく書かれているのがメガネの男性らしき人。
 あ、ひょっとしてコレって「鉄子」って言うぐらいだからこのメガネが鉄道オタクの女性ってことなのかしら、とか考えてしまい、余計に足が遠のく結果に。

 で、この実録マンガが何の因果かアニメに( д)  °°

 で、このアニメの販促マンガが本屋で偶然目に留まり、その絵の好印象と販促マンガの出来の良さに惹かれて買ったわけです。

 で、読破しました。

 駅弁にも観光地にもまったく興味を示さない、日本にある全ての駅に降りた経験を持つ究極の乗りテツ(鉄道に乗ることを信条とする鉄道マニアのジャンル?)「横見浩彦」氏の案内による「久留里線全駅上下車」旅に始まる究極の鉄道旅。

 まあね、オレもいわゆるオタクです。
好きなジャンルは・・・そうやねー、表題の通り「麺とプラモとRQ」か。
 ま、ちょっと趣味が変わってきて、写真(RQであるかどうかは最近関係ない。つーかレースに行ってない)と麺(麺なら何でも)とプラモ(素組ばっかりだけど)と、マンガかな。

 この中で、鉄子〜に順ずるものがあるとすれば、う〜ん、ここまで気合入れてないからなあ・・・あえて言うならマンガか・・・コミケ行ってるしなあ。

 とりあえず結論。人間ホドホドが一番です。

 この本を読んでためになったことは、撮影会の後のオフでモデルさんと一緒なってガンダムガンダム言うてたらアカン、と言うことです。
 いまやあ、オレなんかよりよっぽどすごいガンダマーだったんですよそのモデルさんが・・・ええ。

 んで、この本読んでオレがテツになったかと言うと、それは「NO」。

 基本的に鉄道は足。車もバイクも足。
立川駅の近所に住んでるせいで、よく家の近所の住宅街を掠めるようにして電車が走っていくのを見かけるんですが、それにはコレといって感慨や感動ってのを覚えることは無いです。
 夕方の、夕闇に溶け込みそうになってる線路の上に立って線路の向こうの方を写真に撮りたくはなったりしますけれどね。

 立川駅の周辺には、よく撮りテツ(写真派)が脚立持ってウロウロしてますが、まあ、彼らは鉄道がベースにあるんだろうから勧めてもしゃあないか(^▽^;)

 

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