今日は朝から渋谷で工事だったんですが、指定された現場が渋谷のド真ん中。
こりゃ朝イチで行かんと車が入れんようになるわい、と7時に現着して作業開始。

 今日の工事は新型の機械のテストケースと言うことなので、まあオレとAにとっては勉強も兼ねているわけです。

 んですが、取り付ける部品の数が増えてるだけなので、配線の仕方は今までとほぼ同じ。因数分解が出来る人なら出来てくれなきゃ困るレベルです。

 がしかし、Aの場合、この以前からの配線すらおぼえて無い可能性があったため、昨日、このタイプの配線がなされている現場で機械の交換をAにはさせました。配線の仕方をメモしておけば一発で分かる単純なものですし。
 フツーの人間なら、フツーの人間なら!自分の腕に不安を覚える状況を少しでも軽減しようとするものです。

「あ、Aさん、この配線の仕方わかります?」
「うーん、最新の型の配線の仕方はようわからんわあ」
「は?最新も何も、はるか6年前の昔からこの配線方法ですよ」
「うそー、だって、昔の配線はこの黒と黒の線を繋いで、この青の線は白と繋いで・・・」
「中継線と本線の繋ぎなんざ何でも同じやろ・・・」

 どうやらどこかの現場でやった配色で覚えてる様子。
頼むから+・−・信号線・グランドで覚えてくれ・・・orz

「Aさん、メモは?昨日練馬区の現場行かせたやろ?あそこの現場はココと同じ配線方法やから、メモさえあれば簡単なはずやで?」
「ああ、メモは取ってある」
「じゃあ教えんでもええな」

 まあ、十中八九、どころか十中十までメモなんざ取ってないと思いますが、彼も社会人。自分のケツは自分で拭いてもらいます。

 そうこうしてるうちに上司が到着したので、説明を受けながら作業開始。

 Aの方は、案の定、配線の方法がわからないらしく、配線の皮むきだけやって時間をつぶし、オレがやった箇所を盗み見ようとしてる様子。サイアクだよこいつ(==;)
 むかついたので、作業を終わった箇所は「ホコリ防止」ということでフタをかぶせて見えないようにしてやりました。

 上司も気がついたらしく、
「まくすよ、Aは配線の仕方分かるんか?」
「そう思って昨日ココと同じ配線をやってある現場で作業してもらったんでバッチリかと。」

 結局、オレも上司も現場から離れるチャンスが無い、と悟ったのか、最後はフタを外して配線の仕方をメモしてました。
 ま、あのメモもそのうち捨てるんだろうな・・・

 工事終了後、上司を八王子のホテルまで送って、自宅に戻って終了ー。

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