今日は、過日に行われた亀田くんの世界タイトル戦を観た感想を書いてみます。
 つか、友人が「ボクシング経験者があの試合を語らないのはおかしい」って酔っ払ってゴロをまくのがウゼーのなんの。

 ま、試合のあった当日に日記のネタにしなかった時点でオレがどれだけ呆れてたか、と言うことが想像つこう、ってもんですが。

 まず、採点。
 あんなもんです。個人的には驚きはなかったです。試合内容だけみたらランダエタ選手だと思いますけど。
 ま、今のボクシングの採点っていうのは、ほとんどイーブンって言う評価を避けるようになっているので、ホームタウンデシジョンがあれば勝利につながりやすいのは当然。
 地元に引っ張ってこれるのもチカラ、って言うのがジムの間の認識だと思います。
 だからランダエタ選手も引いたんでしょう。再戦要求していけば良いことでもあるし。

 なんて言うんだろう、戦術と戦略、ってカンジが。

 続いて、試合全般。

 ランダエタ選手:
 中継見てて感心したのは、ランダエタ選手のタフさ、以上に回復力の速さ。人種的な要素もあるんでしょうけど、脇の下にもキッチリと筋肉がついててホレボレしました。

 ただ、ボディのガードが甘かったせいでかなりボディが効いてました。ここを採点で取られた可能性が高いと思います。
 後、パンチをもらって後ろ足を引きずったり伸び切る所作があったのも採点の評価になったかと。

 攻撃面では、相手の出てきたところをストッピングで丁寧に止めて(←結構効きます。カウンター気味になるので、ダメージが抜けづらく、体に堪えます)、ガードの隙間からパンチを丁寧に入れてました。
 これらの積み重ねが11ラウンド以降の優勢をもたらしたと思います。
 つか、この人フリッカー使ってないか?

 アウトボクシング、と(言っていいもんかどうか・・・)言うか下がりながらのボクシングでしたが、あれはあれで作戦だったと思うんですけどね。ああいうのはどう評価されてるんだろう。
 自分のタフさを信じて相手にコツコツとダメージを入れ続けていく、いい作戦だったと思います。地元か第3国開催だったなら。

 亀田選手:

 まず、一言。言葉遣いを直せ。
 敵が多いからメディアにも誰にも好い方に書いてもらえないんだよまったく・・・(==;)
 3戦全敗したジーコジャパンを見て(エフッ。

 えー、試合の方ですが、彼の良さが良く出てたと思います。
 カウンターのタイミングの取り方、小さいパンチをまとめて叩き込める所作など、日本人に中々いないタイプです。
 ガードを固めてボディ攻撃、なんてのは言葉や態度と違って中々渋くて好きです。

 特に好きなのは、序盤で、ガードを固めた上から打たれたとき、ミートポイントをずらしていたこと。後半はスタミナ切れを起こしてそれどころじゃなかったですけど。
 それと、パンチを利用して相手を動かせないようにしたこと。この辺りはもう感心しまくりでした。

 悪かったところは、もうね、スタミナ切れ。コレに尽きます。
ダウンした1ラウンドをのぞけば、2〜4ラウンドぐらいと11ラウンドからはもう、「あーこりゃポイント取られまくってるなー」って思いながら見てました。
 
 スタミナに自信があったんでしょうけど、1ラウンドなんかガチガチだったし、自分が考えてた以上に消耗したんでしょうな。亀田選手も人の子だったということで。
 あ、後1点。ケガをした後のガードがお粗末過ぎる、ってことかな。もうちょっと気にしようよ(´д`;)って。

 総感想。

 もうちょっと亀田選手のコンビネーションの切り替えが早かったら、あんなにボコボコ殴られなかったろうになあ、と思いました。
 とはいえ、亀田選手は19歳。まだ体が出来てないです。再戦を受けるか王座を返上してもう1回やるか、どっちか選んで欲しいところですな。

 本日の『メシ』:
 鎌倉→江東区→豊島区→浦和、と移動しまくってたオレがなんか食うヒマがあったら教えて欲しい。

 GSで買ったクリームサンド。のみ。

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