今日、ずっと例のエレベーターの事故のことが頭から離れなかったんですよ。

 何でかと言うと、オレも機械のメンテ屋でして、ちゃんと修理が出来てなかったら常に事故につながる可能性を秘めてる現場で仕事してるからなんです。

 オレはエレベーターの制御について素人なんですが、偶然制御盤を見る機会がありました。

 オレが思うに、この制御盤は「今何階にいるのか」「次、上昇するのか下降するのか」「今いる階の扉が開いてるのか閉まってるのか」ぐらいのことを判断してると思うんですよね。
 ま、スピードやら重量オーバーのチェックとかもあるんですけども、その辺はあんま関係無さそうなんで無視で。

 んで、救出直後に電源を切ってるのに急上昇した、ってのがあったんですが、これは想像できなくはないです。電磁ブレーキが切れたため、ブレーキが効かなくなった可能性です。モーターの容量にもちょいと疑問を感じます。

 大人数が乗ると1回下がって、その後上がった、ってのは、想像するなら、電磁ブレーキの機器が悪いので、重量に負けて下がる→センサーが働いて位置を戻そうとする→しかし、ブレーキの効きが悪いので、正常な位置より少し上に上がってしまい、そこで停止する。
 とまあ、想像の域を出てませんが(==;)

 子供が挟まれたのは・・・そうですなあ、重りとのバランスはどうなんでしょう。
 また、ドアに挟まれそうになったのでドアにある出っ張りを押したけど停まらなかった、ってのは、これはもうあれです、接触スイッチの不良が考えられますよね。
 後、断線。スイッチっの基本構造ってのは、常に電気を流す線2本と、信号を受け取って制御機器に信号を流す線1本で出来ています。
 この2つの線の動作電圧は一緒であることがほとんどです。
 熱なんかで絶縁が溶けて2つの線が接触したりすると、信号が入りっぱなしになって動作しない、もしくは動きが止まらない、等の症状を引き起こします。

 と言うわけで、制御盤のプログラムにも疑問はありますが(他のエレベーターでもおこってるらしいし)、ハードウェアエンジニアとしての見解から考えるとこんな感じです。

 企業と言うのは、ミスの規模が小さいうちは結構積極的に(いい意味で)フォローに回るんですが、大きすぎるミスは目を瞑ろうとする傾向があるものです。
 どっかの某大手メーカーは、機械の定期点検の時にこっそり部品を入れ替えるなんてこともやらかしてましたし、案外皆さんの周りにもあるかもですよ?(;==)ノ

 本日の『昼食』:
 オリジン弁当でクワイの肉団子と豆入りご飯を買ってお金を払ったときのやりとり。

「合計823円になります。お箸は1膳でよろしいですか?」
「あ、結構です」
どうやって食べる気なんだ>オレ

 本日の『RQ』:
 うーん、インターロップ行きたい・・・桜井あゆみさんの最後の展示会だし・・・うーん・・・

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