今日の『覆水は盆に帰らず、言葉を紡がば御霊が宿る』
 今日は朝から埼玉の入間市の工場で機械の手入れとかをしてたのだが、昨夜かかってきた電話で状況が動いた。

 「今から鎌倉に行ってくれ」
 ま、昨夜に電話を受けた時点でこうなるかな、とは思ってたけどねえ・・・(==;)

 すぐさま移動開始。中央道はおろか首都高もカンペキに渋滞で詰っていたので、八王子バイパスをえっちらおっちら移動。
 3時間で鎌倉に到着。平日だと言うのになんだこの車の数は、と思ってたら、今日は花火大会であるようだ。サイアクや(==;)

 しゃーないので、機械の復旧作業に取り掛かる。トラブルの原因の元になった機械を修理して、他の機械もチェック。16時前に終了したので、本社の上司に報告し、現場を離れる。

 自宅の近所で先輩が作業中だということで、明日の作業に使う部品を受け取りに行く旨を伝えると、まー30分おきぐらいに「何時ごろにコッチに着きそう?」と、電話が先輩からかかってくる。
 オッサンのう、そんな電話するヒマがあったらチャッチャと作業せーよホンマに(==)ノ

 明らかにオレの助太刀が欲しいようだが、オレは仕事に向き合わない人間を助けるほどお人よしではない。
 いつも思うのだが、どうにもオレの勤める会社には仕事に対して覚悟を決められない人間が多いような気がする。
 確かに、誰だって他人のミスの穴埋めは嫌やけど、企業で一員として給料を貰っている以上、義務があるはずだ。愚痴を言ってて何かが前に進むわけでも無し。

 オレの父親がよく言っていたのを、ふと思い出した。「働き蟻と怠け蟻」の理論だ。確か、生物学者が提唱してたような。
 蟻の組織の中には、必ず一定数の働き蟻と怠け蟻が存在する。怠け蟻ばかり集めると、その中から数の一定の割合だけ、また働き蟻と怠け蟻が出てくる、とかいう理論。
 父親は、ニュースコア法(だったか?)で調べると、色々な仕事でも同じことが証明できるとか言ってたな。さすがはかつてのQC部長。伊達に背中に刺し傷と切り傷があるわけでは無いらしい。

 ま、2人しかいない状況でそのうちの1人にサボられても困るんですが。

 結局、オレは先輩の手伝いはせず、明日の準備を整えて帰りました。オレが帰ってくる3時間の間に9つしか部品の交換が出来ない人を手伝う気にはならん。「他力本願」という言葉は他人の力を当てにする、という意味合いではない。まず、「自力」を知る。そこからです(=人=)

 自宅に戻ってHPの更新。リンクを整理して風呂に入ってマウンテンデューをグイっと飲んで寝る。明日も鎌倉だ(つДT)

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